今回は映画『ペンギンハイウェイ』を見た感想です。主にはラジオで取り上げられていた映画を見るのですが、『ペンギンハイウェイ』は偶然JR線の中で見たイーアイデムのCMで知って見に行ってしまいました。
ペンギンハイウェイとアニメCMのこと
アニメを使ったCMって、おっ!!と思ってみてしまいますね。
やはりアニメというのは、作るのにすごくお金も時間もかかると思うので、その企業に「お金かけたな~」と思ってしまいます。
新海誠監督の大成建設とZ会のCM。
ガンホーのパズドラもアニメCMをしている時期がありました。すごく動くアニメで印象に残っています。スマホアプリはすごく稼いでるんだな~と思いましたね。
私はまったくテレビを見ないので、宣伝媒体が限られてしまうんですよね。この『ペンギンハイウェイ』がテレビでどれだけ宣伝されてたかまったく知らないので、JR線の中で見て、
「なんだこのすごそうなアニメは!!ただのCMなの??」
と、すぐにネットで調べて、もうすぐ公開の映画だと知ったわけです。
大作映画をうっかりスルーするところでした・・・。
見逃せない理由はほかにもありました!
森見登美彦原作
私は、湯浅正明監督の作品が好きで、「四畳半神話大系」と「夜は短し歩けよ乙女」を見ていました。
そう!
この『ペンギンハイウェイ』も、同じ森見登美彦原作!!
ああ、絶対見なければ!
となって、ムビチケですぐに前売り券を買って(少しでも安く見たいし)、初日に見に行って来ました!!
ちなみに、原作小説の方は読んだことがないです・・・。
装丁画のJunkumaさん
そうそう、もう一つ運命を感じたことがありました。
今、この小説の表紙の画像をアップして思い出したのですが、こちらの装丁画を描かれているのが、junkumaさんというイラストレーターの方で、かつてPixivをよく見ていたころに、すごく魅力的でフォローさせていただいた方だったんですよね。
ツイッターで表紙を書いたというのは知っていたのですが、このアニメにつながったのはついさっきでした。
森見登美彦さんの「ペンギン・ハイウェイ」、装画を描かせて頂いてました。絵の仕事を始めて間もない頃で、個人的にも思い入れの強い大好きな作品です。アニメ映画とっっても楽しみです。 pic.twitter.com/EMgvNSeOxv
— junkuma (@J_KMOR) March 1, 2018
映画『ペンギンハイウェイ』のキャラクターデザインも、この装丁画に基づいているのでしょうか。そっくりですね。
宮崎駿監督の引退で群雄割拠してる感があるアニメ映画
宮崎駿監督、引退と言っても、実際のところは分かりませんが・・・笑
でも、『風立ちぬ』で一区切りついた感じはありますね。そして、その後にこんなにも才能あるアニメ監督がいたんだと知るところとなりました。
いや、ずっとアニメを追ってる人から言わせれば「昔からすごかった」んだと思いますが、有名どころの映画しか見ない身としては、ポスト宮崎駿は細田守監督なの?新海誠監督なの?って感じで・・・。
また、映画上映前に他のアニメ作品の宣伝が入ったのですが、庵野秀明監督の『エヴァンゲリオン』は別としても、『アリエッティ』の米林宏昌監督の作品や、ほかにも数点気になる作品がありました。
それで、石田祐康監督・・・・。
すいません、存じ上げず・・・。
『フミコの告白』の天才少年だった・・・泣
石田祐康監督のこと、知らなかったから、Wikipedia見てみました・・・。
そしたら、そしたら、
『フミコの告白』の人だった・・・・。
まじか・・・泣
当時アニメ制作とかに憧れていた、今の30代くらいの人なら全員知ってるんじゃないでしょうか・・・。
知らない人もいるのかもしれないですね・・・。私の感じていた歴史?認識だと・・・
2000年初頭に、「ひとりでアニメを作ってしまう人がいる」という天才が現れました。
新海誠さんです!!
私は大学生で、新海誠さんの「ほしのこえ」の完成を楽しみにしていたものでした。このクオリティを本当にひとりでつくってるの?と驚きつつ。ちょっとずつ映像が上がるんですが、ぜんぜん進まない・・・。いつ完成するの?って感じで。
気づいたら、今の『君の名は。』の大監督になってました。
そして、また現れたのが、私からしたら少年監督のような存在。
彼が作ったのが『フミコの告白』。2009年のことだったようです。
大学生の自主製作アニメなのですが、ものすごいアクションで、爽快なんです。新海誠さんの映像美とはまったく違った方向性アニメでした。
Youtubeで見られます。
ishidahiroyasu_tete
2009/11/09 に公開
わーー!ちゃんと石田祐康監督の名前だった!!
実は、ペンギンハイウェイのポスター見ればわかると思うのですが、爽快なアクションシーンがあります。そこで、ふと、
「フミコの告白っぽいな~。あの天才少年はいったいどうなったんだろう?」
って、よぎったんですよね。
もっと言えば、ガンホーのパズドラのCM見たときもそれを思ったんですよね・・・。同じスタジオコロリドってことは関わっているのかな・・・。もう調べませんよ・・・泣
Junkumaさんにしても、石田祐康監督にしても、あのころネットで見ていたすごい素人だった・・・。
まったく知らない映画だったので、声優に蒼井優さんや西島秀俊さんがやっていて驚いて、エンディングテーマが宇多田ヒカルさんでまた驚いて・・・。
そんなことおいといていいくらいに、なんかすごく惹かれた理由が分かった気がしました。
JR線の中で、一瞬映像を見ただけで、
「見なくてはいけない映画だ」
と思ってしまったんですから・・・。
内容の感想はなしにします。ブログの書き始めと今とではちょっと気持ちがいろいろと変わってしまいました・・・。
とにかく、この2018年夏、圧勝のアニメ映画でしたよ!!!泣
Cody
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