キレて人生変わった!三四郎小宮と映画『ワルボロ』『ムーンライト』の共通点。

画像:一九八三(Amazon)より

ふと、思ったことです。お笑い好きで、映画好きならピンときたかもしれません笑。【ネタバレ】になりますので、見てない方はご注意ください!

映画『ワルボロ』と『ムーンライト』の共通点は、もしかしたらそんな感想を書いてる人がいるかな?と思ったのですが、ググったところいませんでした。共通だと思ってるのは私だけなのかな?と思って書いてみることにしました。

三四郎の小宮さんは、オールナイトニッポン0でエピソードを幾度か話されていて、あ、同じだなと。これは私がそういうものに憧れというか、後悔?があるからかも・・・^^;

 

 

3者の共通点は、学生時代に人生を変えた瞬間!

それは、学生時代にみんなの前でキレたということなんです!

それによって、幸か不幸か、人生が動いたこと。

3人とも、まじめだった学生が、ある瞬間にキレたことで、変わるんですよね。そんな共通点がありました。

では、それぞれのケースを紹介していきます。

『ワルボロ』の場合

『ワルボロ』というと、とにかく不良が喧嘩する映画だと思っている人もいるかもしれないし、見た人でもそう思ってるかもしれないですね。

でも、そうなった“きっかけ“なんですよね。

それまで勉強熱心でまじめだった高校生が、好きな女の子の音読中に、不良にちょっかいを出されてキレた。その瞬間から、喧嘩ばかりの学生生活になってしまう。

これは、原作者のゲッツ板谷さんの実体験に基づいてると聞いたことがあります(たまむすびだったかな?)。やっぱり憧れますね。私も不良にキレてみたかったなー笑

学生にはヒエラルキーがありますが、キレたことでポジションが変わるんですよね。まじめな学生は人生全体で見たらヒエラルキーの上に行くかもしれないですが、学生生活ではそうではないですよね。とくに不良が幅を利かせてる学校や時代には。

『ムーンライト』の場合

ストーリは、子供時代、少年期、大人と3部に分かれて成長が描かれます。

主人公が暮らす地域は、麻薬の売買が行われているような黒人地区。シングルマザーでシビアな環境に暮らします。彼は勉強ができるけど、運動が苦手で、おとなしいので、からかわれるタイプです。

からかいはエスカレートして、ひどいいじめになっていきます。少年期のラスト、エスカレートして追い詰められた主人公は、ついにキレます!

そして、3部の大人になった主人公。

それまでいじめられていたような彼の姿はどこにもなく、筋肉隆々で、逆に小間使いのような子分をつれて彼をからかっています。そして、麻薬の売人になっていました。

彼の人生が好転したかはわかりませんが、やはり、キレていじめっこ達との立場が逆転する瞬間は、痛快です。この地区では彼の立場は明らかに上になっています。感想も書いたのでよかったらご覧ください!

三四郎小宮さんの場合

オールナイトニッポン0で話されていたエピソードです。何度か話されてると思いますが、メールで、

「学校で毎日ちょっかいをだされて嫌です。どうしたらいいですか?」

みたいな質問があって、

「一回キレた方がいい」

みたいな感じで話したのを覚えてます。

(毎回こんな兄貴分みたなトークしてるラジオじゃあないんですが・・・笑)

小宮さんも、学生時代はいじめられるタイプだったそうです。

それで、あるときついにキレて怒鳴ったとか。

そしたら、みんなが笑ったそうです!

でも、それから「あいつキレるやつだ」と一目置かれ(?)、いじめはなくなったそうです。

お笑いを目指すきっかけになったとも言ってたかな・・・。ちょっとその辺は定かではありませんが。

でも、これは夢がある話ですよね。いじめられっこの学生時代から、今や売れっ子のお笑い芸って。上の映画よりもかなりいいと思います。

おわりに

という、三四郎小宮さんと、映画『ワルボロ』、『ムーンライト』の共通点を書きました。このキレるという行為、なかなかできないし、とくに学生生活で立場を変えるって並みじゃないですよね。まねできないことだからこそ、見ていて痛快だし、映画になるほどのエピソードということなんでしょうね。

もしも、あの学生のときの、あの瞬間に、彼らみたいにキレていたら、もしかしたら人生は変わってたかな~。そんな想像をしてしまいました。彼らのような勇者になりたかったな~。

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Cody

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このブログの運営者です。主に町山さんがラジオで紹介した映画を見てる、ラジオ好き兼映画好きです。ゲームオブスローンズは有吉さんのラジオの影響ではまってしまいました。