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伊集院光とらじおとのゲスト、編曲家の萩田光雄さん。
山口百恵などの編曲をしていたということで、私は知らなかったのではじめは流し聞きだったのですが、いいお話で、尊敬する筒美京平さんについての話でグッとところがあったので、ブログに書きたくなりました。
本編はラジコのタイムフリーで1週間聞くことができます。
↓こちらから
ゲストに来たのは、著書の出版があったからでした。
その中で、3840曲もの今までの編曲されたリストが掲載されているとか!すごい数ですね!
あの「異邦人」の特徴的なイントロも、萩田光雄さんの編曲によるものとのこと。編曲なしには曲は完成していないんですね。
編曲家(アレンジャー)とは?
そこで、編曲家とはいったいなにをやっているのかという話になりました。
とのこと。各演奏者の譜面を書いて、実際に演奏する人たちにお願いするのも編曲家の仕事なんですね~。
とのこと。
と伊集院さんが例えられてました。
やはり得手不得手があるようです。なんでもかんでも対応しなくてはいけない編曲家というお仕事、すごいです汗
共同作業と、宇宙人プロディーサー酒井さん
今はデジタルになって、音楽も一人で作ってしまうパターンも多いみたいですが、当時は共同作業。それによる思いもよらない完成度になる素晴らしさも語っていました。
という質問に、
らしいです。ググってみると「酒井政利さん」という人でしょうか。なんでも、この人がすごい無茶ぶりをしてくるらしく、
みたいでした^^;
プロデューサーの無茶ぶりがあり、現場が頑張り、ほんと、みんなの力で作られていたんですね!
あの人には適わない、天才・筒美京平さんのこと
筒美京平さんはやはり凄かったとおっしゃられていました。
まず勉強家だった。
今とは違うインターネットのない時代に、各国の音楽を知っていた。
天才とはそういうことなんですね~
誰も知らないことを、ひとりだけ知ってる存在と。
もっと言うと、
なんて逸話もあるそうです!
と萩田光雄さん自身の体験談として話されていました。それくらい、情報に熱心でないと、最先端はいけないんですね。
私が音楽の元ネタで思い出すのは、フリッパーズギターの名曲『恋とマシンガン』ですね~
あんな曲を若い小沢健二と小山田圭吾が作ったって、信じられないんですが、やはりこれには元ネタがあって、フランスの曲だとか。
14歳で『ひこうき雲』を作曲したユーミンこと松任谷由実さんも、やはり元ネタがあるとか。あと、志村けんさんの「ひげダンス」の音楽なんかも。
ただ、これがパクリとだけ言えないのは、その当時ほとんどだれも知らない情報をもっていたということだと感じます。それを知っていたことがすごい!
恋とマシンガン ~Young, Alive, in Love~
2つのバージョンの「木綿のハンカチーフ」
グッと来てしまったのは、この話でした。
と振ります。
2曲の違いとしては、
とのこと。
と伊集院が言うと、
と萩田さんが笑って突っ込みました。
伊集院さんからしたら、偉大な尊敬すべき2人でも、萩田光雄さんからしたら筒美京平さんはもっと偉大な存在・・・。
ちょっとね、泣きそうになりました。
と訂正しました。
ほかにも、「若い萩田に嫉妬する」など、熱い話ばかりでした。若いクリエイターは刺激になると思います。ぜひradikoタイムフリーで聞いてみてください。
※書き起こしではないので、言い回し等はちがっています。ご了承ください。
Cody
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