『LOOPER/ルーパー』の感想。タイムトラベルSFだけどトウモロコシ畑映画w

今回は、「アメリカ流れ者」で町山智浩さんが2012年10月に紹介された映画『LOOPER/ルーパー』の感想です。

ルーパーのあらすじ

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タイムトラベルものです。ざっくりあらすじを書くと、

主人公のジョーは、未来から送られてきた人を殺すという仕事をしている。ところが、あるとき送られてきたのは未来のジョー自身だった。そして、うっかり取り逃してしまい・・・

という話です。

トウモロコシ畑という舞台

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あらすじだけ見て、『LOOPER/ルーパー』というタイトルでタイムトラベルものというと、なんだかすごい近未来的な映像が広がって・・・なんて思うかもしれないですが、舞台はトウモロコシ畑ですw

これって、アメリア人の原風景みたいなものなんでしょうかね。『インターステラー』もトウモロコシ畑の一軒家から、宇宙へっていう変な話でしたよね。なんだか、混同してます。

『LOOPER/ルーパー』は、意外と低予算で、なかなか興味を惹くストーリーの映画を作ってるという感じがします。

ドラマ『SPEC』とか好きだと楽しめるかも?

以下【ネタバレ】でストーリーの続きを書くと、

ストーリーは予想だにしない方向に転がって行って、とにかく、このタイムトラベル作り出した人間が悪いから、これを主人公ジョーは殺そうとしてるんです。で、これがトウモロコシ畑にいるんです。そして、過去だから、まだ小さな子供なんです。

この、ボスが可愛い子供かよ!!

ってのもポイントですよね。

なんかドラマの『SPEC』とか似た雰囲気ですかね。その辺好きだと楽しめると思います。大友克洋の『AKIRA』の感じもありますね。この子供最強っていうのは。

 

タイムトラベルものは矛盾との闘い・・・にしても

『LOOPER/ルーパー』の「未来の人を過去に送って殺す」って変な設定ですよね。

そして、これには理由があって、私の理解が合っていれば「未来では殺人ができないから」だったと思います。科学が進んでいるため、殺人を犯せば必ず足が付くということですね。だからこそ、この「過去に送って殺す」という殺人稼業がなりたつという世界なんです。

しかし!!

現在の主人公ジョーから時間が経過し、未来のジョーになるわけですが、未来のジョー、命を狙われてます!しかも、ふつうに銃で狙われてるっていう状況です!!

えーーーーーーー!!!!!!

未来って、そういう殺人みたいな犯罪ができない世界だったんじゃないのーーーーーー!!!?????そのために、わざわざ過去に送るっていう面倒をかけて人を殺してたんじゃないのーーーーー?????

まあ、タイムトラベルものに矛盾はつきものだと思いますが、これって、かなり重大な矛盾ではないですか?だって、設定が崩れてますから!!!!!過去に送る必要なかったじゃん!!!笑笑笑笑笑笑

 

っていう、かなり根幹にかかわる矛盾をかかえてますが、面白くないこともないです笑

 

ジョセフ・ゴードン=レヴィット

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矛盾で言えば、若きジョーを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットが、未来でブルースウィリスになっちゃうのもだいぶ矛盾ですよね・・・^^;

彼をよく知らなかったんですが、これ以降よく映画で見て覚えました。『インセプション』に出てたんですね。ちょっと印象になかったです。おそらく『500日のサマー』で売れたのかな?

wiki見てびっくりしたのは、『リバーランズスルーイット』に出てたっていう。あの兄弟の子供時代を演じてたのがジョセフ・ゴードン=レヴィットだったんですね!!!

フライフィッシングを兄弟二人でお父さんから教わって「10時、2時」と角度を覚えるシーン、すごく覚えてます。いつ見た映画だったか・・・。ブラッドピットが有名になり始めのころですもんね。なつかしい!

でも、すごく好感のもてる俳優ですね。なんというか、アメリカンなにおいがあまりしなくて。線の細い感じですね。『ドン・ジョン』も面白かったです。

以上、『LOOPER/ルーパー』の感想でした。超おすすめとはいかないですが、SF好きだったら楽しめると思います。矛盾につっこむのも面白いかもしれませんね笑