「異邦人」「プレイバックPart2」の編曲家・萩田光雄さん – 伊集院光とらじおと

伊集院光とらじおとのゲスト、編曲家の萩田光雄さん。

山口百恵などの編曲をしていたということで、私は知らなかったのではじめは流し聞きだったのですが、いいお話で、尊敬する筒美京平さんについての話でグッとところがあったので、ブログに書きたくなりました。

本編はラジコのタイムフリーで1週間聞くことができます。
↓こちらから

ゲストに来たのは、著書の出版があったからでした。
その中で、3840曲もの今までの編曲されたリストが掲載されているとか!すごい数ですね!

あの「異邦人」の特徴的なイントロも、萩田光雄さんの編曲によるものとのこと。編曲なしには曲は完成していないんですね。

編曲家(アレンジャー)とは?

そこで、編曲家とはいったいなにをやっているのかという話になりました。

萩田
「カラオケのメロディー以外のぜんぶ」

とのこと。各演奏者の譜面を書いて、実際に演奏する人たちにお願いするのも編曲家の仕事なんですね~。

萩田
「好みではない曲の編曲は大変だった」

とのこと。

伊集院
「特売だからって食材を買ってきて、さあ作ってと言われても笑」

と伊集院さんが例えられてました。

萩田
「魚捌くの苦手な人に、魚買って来られてもね・・・」

やはり得手不得手があるようです。なんでもかんでも対応しなくてはいけない編曲家というお仕事、すごいです汗

共同作業と、宇宙人プロディーサー酒井さん

今はデジタルになって、音楽も一人で作ってしまうパターンも多いみたいですが、当時は共同作業。それによる思いもよらない完成度になる素晴らしさも語っていました。

伊集院
山口百恵さんプレイバックpart2の「馬鹿にしないでよ」も萩田さんですか?

という質問に、

萩田
名物プロデューサー酒井さんのアイデアを宇崎竜童さんたちが曲にした

らしいです。ググってみると「酒井政利さん」という人でしょうか。なんでも、この人がすごい無茶ぶりをしてくるらしく、

萩田
酒井さんは宇宙人だから、それを僕や宇崎さんがなんとか曲にする

みたいでした^^;

伊集院
地球人に受けるようにしなくちゃいけないですもんね笑

プロデューサーの無茶ぶりがあり、現場が頑張り、ほんと、みんなの力で作られていたんですね!

あの人には適わない、天才・筒美京平さんのこと

筒美京平さんはやはり凄かったとおっしゃられていました。

萩田
あの人には適わない。
まず勉強家だった。
今とは違うインターネットのない時代に、各国の音楽を知っていた。

天才とはそういうことなんですね~
誰も知らないことを、ひとりだけ知ってる存在と。

もっと言うと、

萩田
海外の曲とそっくりの曲を、もっと良いものにして出しちゃった

なんて逸話もあるそうです!

萩田
海外の曲を勉強して、元ネタがばれちゃったこともある

と萩田光雄さん自身の体験談として話されていました。それくらい、情報に熱心でないと、最先端はいけないんですね。

私が音楽の元ネタで思い出すのは、フリッパーズギターの名曲『恋とマシンガン』ですね~
あんな曲を若い小沢健二と小山田圭吾が作ったって、信じられないんですが、やはりこれには元ネタがあって、フランスの曲だとか。
14歳で『ひこうき雲』を作曲したユーミンこと松任谷由実さんも、やはり元ネタがあるとか。あと、志村けんさんの「ひげダンス」の音楽なんかも。

ただ、これがパクリとだけ言えないのは、その当時ほとんどだれも知らない情報をもっていたということだと感じます。それを知っていたことがすごい!

2つのバージョンの「木綿のハンカチーフ」

グッと来てしまったのは、この話でした。

伊集院
木綿のハンカチーフは筒美京平さんだけではなくて、萩田さんのバージョンもありますよね

と振ります。

2曲の違いとしては、

萩田
シングルカットされた筒美さんのはゴージャス。アルバムの自分のはフォーク的。

とのこと。

伊集院
尊敬しあってる2人のバージョンが聞けるんですね

と伊集院が言うと、

萩田
尊敬し合ってるって、誰と誰のことですか?わっはっは!

と萩田さんが笑って突っ込みました。

伊集院さんからしたら、偉大な尊敬すべき2人でも、萩田光雄さんからしたら筒美京平さんはもっと偉大な存在・・・。

ちょっとね、泣きそうになりました。

伊集院
言質とれてないですもんね

と訂正しました。

 

ほかにも、「若い萩田に嫉妬する」など、熱い話ばかりでした。若いクリエイターは刺激になると思います。ぜひradikoタイムフリーで聞いてみてください。

※書き起こしではないので、言い回し等はちがっています。ご了承ください。